M5 ランプの精のように変形し、高速で移動するエイリアン

このゲームのエイリアンは「一部の例外シーン」を除いて反則的なワープ移動をすることはありません。ワープで先回りされたように感じるのは、天井ダクト内での移動速度が速く、見えない経路が無数にあるためです。
バグを利用した天井裏視点の観察から、アンドロイド含めた全ての敵キャラクターは、主人公から見えない所にいる場合でも簡易モデルがマップ上で実際に動いている事が確認されています。その場にいても立ち止まっていると動体探知機には映らず、動き出すと点が突然現れたりするように見えます。

上で「一部の例外」と書きましたが、その例外的なワープ移動の多くは
カットシーンやスクリプトシーン等のイベントに備え、出演スタンバイ位置へ移動する際に行われます。それもテレポーテーションではなく実際の3Dモデルが超高速で移動しているのです。
下の画像はミッション5の終盤、クールマン医師誘拐シーンの為に舞台裏に高速移動する瞬間を捉えたもの。ゲームエンジンの仕様なのか、ジーニー
🧞‍♂️のように伸びて紐状になっています。超ひもエイリアン。(画像クリックで拡大)

m5_genie_xenomorph_bef_af

上のシーンは誰でも手順を踏めば見られると思います。PS4版ではフレームレートの問題で単に消える=テレポートに見えるかもしれません。モーリー医師のキーカードを取得した後、クールマンの元に戻り「奴がいる事を知ってて行かせたわね!(怒り)」のような会話を交わし、クールマンが謝罪して部屋を移動、カウンター越しに再度会話を開始した瞬間が上の画像です。
2回目の会話(キーボード操作をして荷物を取って来る)の前にエイリアンが壁を向いてしゃがむよう発煙筒を置き、銃声やノイズメイカーで召喚する下準備をした後、クールマンに後退や横歩きで近づくことで100%近く再現できます。

別の例外的なテレポートはエイリアンの退避経路がない場合です。火炎放射器や火炎瓶で撃退すると、エイリアンは間近の天井ダクト穴に逃げ帰ろうとしますが、その経路が塞がれていたり行き場を失って固まった際も一瞬で消失するようです。

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