M10 KG348 宇宙空間でエイリアンに殺される人が見えるバグ Glitch

ミッション10の終盤で訪れるプロジェクトKG348は、初期プロモーション用のデモ版として先に仕上げられ、その後本編に接合されたと推測される異質なステージです。他マップとの繋がりが不可解だったり、説明できない死体や明らかな(でも通常プレイでは気づかない)バグも残っています。

そのバグの一つが窓から見える宇宙ステーション外殻と、実際のマップとの差異が原因と思われるキャラクターの宇宙遊泳です。この動画を見て頂ければ詳しい説明は不要だと思います。



空間認識に長けた人なら、実プレイでバグに遭遇しなくても窓からの景色に違和感があったはず。窓右手だけでなく、眼下にあるラボまでの距離もおかしいのです。実際歩く距離よりずっと遠くにあるように見え、形も異なります。

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ダクトハッチ越しでもエイリアンに見つかる・襲われるバグ Glitch

(2023年3月28日追記更新)
横ダクト穴を覆うカバーというかハッチ(英語では単にDOOR)は見た目にも頑丈で、当然エイリアンも入ってこられないと思っていたのですが、どうやら違うようです。まずは動画をご覧ください。前半部分は冗長ですが、結末はショッキングなものです。思わず「アリエンわ」と声が出ました。



難易度やセーブファイルを入れ替えても再現率100%なので、完全なデバッグ検証不足。バグと呼ぶにはあまりにお粗末ですが、ゲームに慣れきった上級者を油断させるギミックとしては面白いです。

追加の検証動画等、このバグの詳細はこちらから
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M5 ランプの精のように変形し、高速で移動するエイリアン

このゲームのエイリアンは「一部の例外シーン」を除いて反則的なワープ移動をすることはありません。ワープで先回りされたように感じるのは、天井ダクト内での移動速度が速く、見えない経路が無数にあるためです。
バグを利用した天井裏視点の観察から、アンドロイド含めた全ての敵キャラクターは、主人公から見えない所にいる場合でも簡易モデルがマップ上で実際に動いている事が確認されています。その場にいても立ち止まっていると動体探知機には映らず、動き出すと点が突然現れたりするように見えます。

上で「一部の例外」と書きましたが、その例外的なワープ移動の多くは
カットシーンやスクリプトシーン等のイベントに備え、出演スタンバイ位置へ移動する際に行われます。それもテレポーテーションではなく実際の3Dモデルが超高速で移動しているのです。
下の画像はミッション5の終盤、クールマン医師誘拐シーンの為に舞台裏に高速移動する瞬間を捉えたもの。ゲームエンジンの仕様なのか、ジーニー
🧞‍♂️のように伸びて紐状になっています。超ひもエイリアン。(画像クリックで拡大)

m5_genie_xenomorph_bef_af

上のシーンは誰でも手順を踏めば見られると思います。PS4版ではフレームレートの問題で単に消える=テレポートに見えるかもしれません。モーリー医師のキーカードを取得した後、クールマンの元に戻り「奴がいる事を知ってて行かせたわね!(怒り)」のような会話を交わし、クールマンが謝罪して部屋を移動、カウンター越しに再度会話を開始した瞬間が上の画像です。
2回目の会話(キーボード操作をして荷物を取って来る)の前にエイリアンが壁を向いてしゃがむよう発煙筒を置き、銃声やノイズメイカーで召喚する下準備をした後、クールマンに後退や横歩きで近づくことで100%近く再現できます。

別の例外的なテレポートはエイリアンの退避経路がない場合です。火炎放射器や火炎瓶で撃退すると、エイリアンは間近の天井ダクト穴に逃げ帰ろうとしますが、その経路が塞がれていたり行き場を失って固まった際も一瞬で消失するようです。

サン・クリストバル病院には見えないけど登れるハシゴがある

ストーリー進行上、天井ダクトから通路に飛び降りるシチュエーションは何度かありますが、多くの場合一方通行なので上に戻ることはできません。しかしバグと思われる例外がいくつかあるようです。
バグではなく、デバッグ検証用の隠しルートの可能性もあるので、イースターエッグにも分類しておきます。

最初に確認できた「戻れる天井ダクト」は、M6のサン・クリストバル病院プライマリーケア フロアで巻き込まれた爆発後に登って降りたダクト穴です。降りたダクト穴に直接戻ることはできませんが、ここは
天井に「見えないハシゴ」が存在し、とある場所に立って上を向くと、E CLIMB」( PS4: はしごを使う)が表示され、天井裏に直接上がることができます。 スクリーンショットの説明だと分かりにくいので、手抜き編集ですが動画化してみました。

サン・クリストバル病院の「見えないけど登れる梯子」を検証【Alien Isolation on Mac】
https://www.youtube.com/watch?v=gn8DSzzn0YM



Invisible_ladder_map
自分は短距離シャトルに乗るため病院に再訪するM15で確認しましたが、M6以降ならいつでも戻れるはずです。ただしM7冒頭で降りるエレベーターは二度と動かないので、即戻ることはできません。ミッションセーブから開始する場合はSCIMED TOWER(PS4:科学医療タワー)シャトル乗り場から始まるM15開始をお勧めします。以下、M15開始の解説です。

病院天井裏に戻る裏技の続きはこちらから
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M10 宇宙空間を歩くエイリアンの観察その2【Glitch/バグ】

透けているプロジェクトKG348上層の広がりを把握するため、お兄さんが座っていた場所に発煙筒とスモーク爆弾を置いて研究ラボに戻ったら、エイリアンが釣れていた。発煙筒の有効時間は投げるより置いたが長いような気がする。
kg348_frare_alien_thum
画像の場所は全てミッション10の最後、プロジェクトKG348のラボ。

遠くからこれを見たときは流石にびっくりした(画像クリックで高解像版を表示)
kg348_frare_alien_thum
発煙筒で照らさないと星空に紛れて見えないため、デバッグで気づけなかったのだと思う。しかし職業テスターではなく、マップの矛盾を承知していたであろう開発者自身なら、見当をつけたアドホックテストで簡単に見つけられたはず…

両手をついてじっと見ている様はかわいらしい。

kg348_frare_alien_closeup

宇宙に浮かぶ赤いエイリアン。眺めている場所は死体を発見した出窓。(画像クリックで高解像版を表示)
kg348_frare_alien_1440p_02_thum
KG348は初期に完成したマップらしく、バグや謎の多い場所なので詳しく検証して動画化単体記事化します。

2022年2月20日 追記:廊下から見えるバグの動画を投稿しました
https://alienisolation.web.fc2.com/files/m10_KG348_AlienEVA_Glitch.html


M10 宇宙空間を歩くエイリアンの観察その1【Glitch/バグ】

ミッション10のラストに訪れるPROJECT KB348で宇宙空間を移動するゼノモーフ・スカイウォーカーを発見した。(画像クリックでオリジナルサイズを表示)
astroalien_thum_01
宇宙空間に浮かぶ死体と同様、プロジェクトKG348上層階のキャラクターが透けて見えるバグによるもの。見えている死体はUPPER DECKS(PS4:上層デッキ)の角部屋で体育座りしていた帽子のお兄さんだと思う。
これは実際のマップとステーション外殻モデルの三次元的位置関係にズレがあるからだと思われる。プロジェクトKG348は他マップとの繋がりが少々変な感じがするので、このバグも完成1年前に行われたシナリオ大改編が原因かもしれない。

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M10 窓の外の宇宙空間を漂う死体がある【Glitch/バグ】

ミッション10の終盤に訪れる PROJECT KG349 HAZARD LABORATORIES(PS4:研究ラボ)のとある窓から外を見ると、宇宙空間に漂う人影が見える。その右側に靴のような影も浮いている。(画像クリックで超高解像度版を表示)
astrobody_wide_thum

見える場所はHAZARD LAB(研究ラボ)のマップで左下。ラボに入って右手に並んでいる出窓の一番奥。
map_astronaut_body


眺めている出窓の枠や椅子のデザインは、映画エイリアン(1979)でアッシュがいた管制室そのものですね。M10のKG348研究ラボは緊張の連続だったので、このバグを含め、リアルタイムは全く気が付きませんでした。
ash_chair01_thum



Mac版でも遭遇する進行不能なバグ(随時更新)

(2021年7月2日作成 / 2023年11月15日追記更新)
※当面は新たに発見したり再現性が確認できた進行不能バグを順に追記していきます。


ドアが開かずテイラーに会えない等、Mac版でもWindows版と同じバグが起きるらしい。
FERAL公式FAQsにある代表的なバグの他、ここではストーリー進行に問題のある深刻且つ新規・未知・頻度が多く、再現性のあるバグを取り上げます。なお、有名なM15〜M16のカニ歩きバグはM15のミッションセーブからセーブ回数を最小にしてやり直す以外確実な解決方法はないようです。M15冒頭の病院の合羽ジョーは歩いて逃げられますので、交戦せず音を出さず、歩いて救急シャトル乗り場まで行きましょう。フォスターのいた手術室を裏口経由で抜ければ、歩きでも追跡を諦めてくれるはずです。あとは1匹だけ出てくるアネシドラ号のフェイスハガーに油断さえしなければ、ノーセーブでM15をクリアできると思います。
武器が浮いてたり頭が透けてたり等、物語の進行に問題ない軽微なバグは多すぎるので捨て置きます…

英語圏ではゲーム進行への影響を問わず「面白いバグ」や「バグによる神秘的な現象」「バグを利用した裏技」をまとめてグリッチ
Glitchと呼ぶそうですが、それらを含めたバグネタはこちらから。Glitchでタグ検索する場合はこちらから
バグを有効活用する「裏技」は
こちらのタグから検索できるようになっています。

現在表示されているのは最新の更新差分のみです。これまで確認した進行不能バグは続きからご覧ください


2022年5月30日
武器が持てない・アイテムを持ち替えられない・武器が構えられないバグ
「武器が持てない」「構えられない(エイムできない)」「武器が持ち替えられない」不具合も有名なバグらしく、体感として数時間に一回の頻度で遭遇します。近くにエイリアンがいると致命的なので進行不能バグに入れて良いでしょう。

自分の場合
セーブファイルに影響しない事がわかっていたので、近くにセーブポイントがあればセーブ即ロードし、無理なら諦めて前のセーブをロードするか再起動していましたが、色々と試してみたところ、状況によってはプレイ中に自力解決できる事が解ったので、方法をここにメモしておきます。

武器が持てなくなった or 構えられなくなった場合、まずは
最初に「フラッシュライトのバッテリー交換」を試します。PC/Mac版ならFキーの長押しです。それでリングメニュー(PC/Macの場合Qキー)が開けるようになったら、次は発煙筒を手に持ってみます。他の武器やアイテムは持てないのに何故か発煙筒だけは選択できる事が多かったです。発煙筒を持てたら、他の武器に持ち替え可能なはず。自分の環境だとこれで八割方治りました。



セーブポイントでセーブ中、リボルバーを手に持ったまま固まって動かなくなるバグ
セーブ可能でも、セーブ動作中に更なるバグが発生してどうしようもなくなる事があります。
下の画像は非常電話に差し込むKeyCardがリボルバーになり、腕が固まってしまった状態です。この時は腕が伸びたままで移動や武器の持ち替えは不可、マップとescメニューは開けるもののリングメニューは出せませんでした。しかしマウスの視点移動は可能で、何故か真下と真後ろにも向けました。下を向くと両足が透けて見えています。
この時も最初にフラッシュライトバッテリーの交換を試しましたが、リボルバーが通常のカードキーに変化したのみで他変化なし。次にescメニューを開いて閉じたところ、伸ばしていた腕は消えましたがキーカードは刺さったまま動けない事に変わりありませんでした。
revolver_save01
下を向くと体が透けていて足元が見えます。



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