1MBオーバーのzipファイルをアップロードしてみる
0001/01/03
※この記事はAlien Isolationとは全く無関係のテストです。
2022年3月末、FC2ホームページ無料版のファイルの容量制限が大幅に緩和された。全体の容量は1GBで変わっていないが、1ファイルあたりの容量上限が従来の1MBから一気に5MBへ増えている。
https://fc2information.blog.fc2.com/blog-entry-2200.html
旧版ではデスクトップのスクリーンショットをアップする場合でもサイズに気をつける必要があったが、5MBあればPDFや図面、ZIPファイルもある程度アップロードできるはず。使い勝手は大幅に良くなった。
試しにAlibreDesign（CubifyDesign）の3DCADファイルをZIPに圧縮してアップロードしてみる。ファイルは自転車内装ハブSturmey Archer S2のボディでZIPの容量は約1.3MB。
SturmeyArcher_S2body_16T_OLD996.AD_PRT.zip
アリブレデザインはここ数年で資本が次々と変わり、名称もその都度変わったようだが、現在はGeomagic Designから元のAlibreDesignに戻っている。自分が購入した際の最廉価版（CubifyDesign）の現行バージョンの名称も「ATOM 3D」となっている。
日本語の公式サイトにAlibre ATOM 3Dと上位版の機能比較は見当たらないが、海外サイトによるとCubifyDesignよりインポートエクスポートのファイル形式が増えているようだった。STEP SAT出力ができるようになったのは羨ましいが、ブーリアン演算などモデリングに関する機能が制限されているらしい。
ただ国によって機能制限の内容が異なるため、日本の代理店で購入する場合は事前にしつこく確認した方が良い。海外サイトではサポート無しライセンスが199ドル程度なので、売る気の感じられない国内代理店で購入する利点はほとんどないと思う。
国によって代理店直営サイトの出来は大きく異なる。AlibreDesign Atom3Dの詳しい情報が欲しい人はスイスの代理店が運営するサイト（下記）と公式Youtubeを参考にすると良い。サイトは多言語対応なので英語に変更しよう。
https://www.alibre.ch/Produkte/Versionsvergleich.php
https://www.youtube.com/user/1303er/videos
現在は閉鎖されているCubifyは、3Dプリントブームに乗るため立ち上げられた新規事業だったらしい。自分が購入したCubifyDesignは、同社製3Dプリンターで出力するモデルを作るための入門者向けCADという扱いだったようだ。当時シェアを増やしていたクラウド版CADや同価格帯のアマ向け3DCADとの競争を意識したのか、AlibreDesignの廉価品という位置付けながら以前より機能制限が少なくなっていて、今思えばかなりお買い得な仕様だった（現行Atom 3Dで省かれているブーリアン演算も全て利用可能）。
CubifyDesignは機械系ユーザーからすると必要性は高くないダイレクトエディットやシートメタル（板金）、インポート/エクスポートファイルの種類、2Dの断面図が制限されたくらいで、基本の3Dモデリングやアセンブリ関連は上位とほぼ同じ。海外公式サイトだと価格は2万円ポッキリだった（海外版でもUIは日本語に変更可）。アマチュア向けなので保守や頻繁な更新はないが、インストール後の定期的な認証が不要な買い切りソフトなので、永久に使用が可能。追加費用は一切掛からずオフラインでずっと使えている。ただしサイトと認証サーバーが閉鎖した事で二度と再インストールできなくなったので、インストール＆初回認証後の状態でOSごとスナップショット（バックアップ）を取ってある。
現行AlibreDesign Atom3Dを使用中の人も認証サーバー閉鎖への備えはしておいた方がいい。（追記：オークション等で旧型パッケージ版が安く売られていても絶対に購入しないこと！）
最新動画とヘルプを見ると、6年経っても機構解析等の追加機能以外はCubifyDesignと殆ど変わっていないようだった。ミスミや機械メーカーの公式サイトからDLできるSTEP等3DCADファイルがそのままインポートができて、ブーリアン演算が使えれば自分の場合全く不便はない。
今後購入するとしたらAtom3DをUSかオーストラリアのサイトで求めると思う。
次に図面ファイルをアップロード。fc2内外から直リンクで表示できているだろうか？
https://alienisolation.web.fc2.com/resources/test/B8_Spindle.pdf
この2D図面もCubifyDesign（AlibreDesign）で出力したもの。
fc2ホームページは無料版でもデフォルトでPDFファイルが扱えるのため、小規模なイベントの告知や教材配布にも向いている。だが現在ではそのようなリアルタイムの広報は専らインスタやツイッター等のSNSに移行してしまった。
SNSサービスでの宣伝広報は管理が手軽な反面、依存すると大企業でさえ仕様変更に振り回される事になる。instagramやFaceBookやTwitterが相次いで「ログインしないと（一部しか）閲覧できない」システムに変わった事で慌てた会社やクリエイターは多いはず。「既にフォローしている人」「アカウントを持っている人」にしか訴求できない状態は、フォローをせずカジュアルな接点で繋がっている顧客や新規の顧客をバッサリ切り捨てる事になる。
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2022年3月末、FC2ホームページ無料版のファイルの容量制限が大幅に緩和された。全体の容量は1GBで変わっていないが、1ファイルあたりの容量上限が従来の1MBから一気に5MBへ増えている。
https://fc2information.blog.fc2.com/blog-entry-2200.html
旧版ではデスクトップのスクリーンショットをアップする場合でもサイズに気をつける必要があったが、5MBあればPDFや図面、ZIPファイルもある程度アップロードできるはず。使い勝手は大幅に良くなった。
試しにAlibreDesign（CubifyDesign）の3DCADファイルをZIPに圧縮してアップロードしてみる。ファイルは自転車内装ハブSturmey Archer S2のボディでZIPの容量は約1.3MB。
SturmeyArcher_S2body_16T_OLD996.AD_PRT.zip
アリブレデザインはここ数年で資本が次々と変わり、名称もその都度変わったようだが、現在はGeomagic Designから元のAlibreDesignに戻っている。自分が購入した際の最廉価版（CubifyDesign）の現行バージョンの名称も「ATOM 3D」となっている。
日本語の公式サイトにAlibre ATOM 3Dと上位版の機能比較は見当たらないが、海外サイトによるとCubifyDesignよりインポートエクスポートのファイル形式が増えているようだった。STEP SAT出力ができるようになったのは羨ましいが、ブーリアン演算などモデリングに関する機能が制限されているらしい。
ただ国によって機能制限の内容が異なるため、日本の代理店で購入する場合は事前にしつこく確認した方が良い。海外サイトではサポート無しライセンスが199ドル程度なので、売る気の感じられない国内代理店で購入する利点はほとんどないと思う。
国によって代理店直営サイトの出来は大きく異なる。AlibreDesign Atom3Dの詳しい情報が欲しい人はスイスの代理店が運営するサイト（下記）と公式Youtubeを参考にすると良い。サイトは多言語対応なので英語に変更しよう。
https://www.alibre.ch/Produkte/Versionsvergleich.php
https://www.youtube.com/user/1303er/videos
現在は閉鎖されているCubifyは、3Dプリントブームに乗るため立ち上げられた新規事業だったらしい。自分が購入したCubifyDesignは、同社製3Dプリンターで出力するモデルを作るための入門者向けCADという扱いだったようだ。当時シェアを増やしていたクラウド版CADや同価格帯のアマ向け3DCADとの競争を意識したのか、AlibreDesignの廉価品という位置付けながら以前より機能制限が少なくなっていて、今思えばかなりお買い得な仕様だった（現行Atom 3Dで省かれているブーリアン演算も全て利用可能）。
CubifyDesignは機械系ユーザーからすると必要性は高くないダイレクトエディットやシートメタル（板金）、インポート/エクスポートファイルの種類、2Dの断面図が制限されたくらいで、基本の3Dモデリングやアセンブリ関連は上位とほぼ同じ。海外公式サイトだと価格は2万円ポッキリだった（海外版でもUIは日本語に変更可）。アマチュア向けなので保守や頻繁な更新はないが、インストール後の定期的な認証が不要な買い切りソフトなので、永久に使用が可能。追加費用は一切掛からずオフラインでずっと使えている。ただしサイトと認証サーバーが閉鎖した事で二度と再インストールできなくなったので、インストール＆初回認証後の状態でOSごとスナップショット（バックアップ）を取ってある。
現行AlibreDesign Atom3Dを使用中の人も認証サーバー閉鎖への備えはしておいた方がいい。（追記：オークション等で旧型パッケージ版が安く売られていても絶対に購入しないこと！）
最新動画とヘルプを見ると、6年経っても機構解析等の追加機能以外はCubifyDesignと殆ど変わっていないようだった。ミスミや機械メーカーの公式サイトからDLできるSTEP等3DCADファイルがそのままインポートができて、ブーリアン演算が使えれば自分の場合全く不便はない。
今後購入するとしたらAtom3DをUSかオーストラリアのサイトで求めると思う。
次に図面ファイルをアップロード。fc2内外から直リンクで表示できているだろうか？
https://alienisolation.web.fc2.com/resources/test/B8_Spindle.pdf
この2D図面もCubifyDesign（AlibreDesign）で出力したもの。
fc2ホームページは無料版でもデフォルトでPDFファイルが扱えるのため、小規模なイベントの告知や教材配布にも向いている。だが現在ではそのようなリアルタイムの広報は専らインスタやツイッター等のSNSに移行してしまった。
SNSサービスでの宣伝広報は管理が手軽な反面、依存すると大企業でさえ仕様変更に振り回される事になる。instagramやFaceBookやTwitterが相次いで「ログインしないと（一部しか）閲覧できない」システムに変わった事で慌てた会社やクリエイターは多いはず。「既にフォローしている人」「アカウントを持っている人」にしか訴求できない状態は、フォローをせずカジュアルな接点で繋がっている顧客や新規の顧客をバッサリ切り捨てる事になる。
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