ダクトハッチ越しでもエイリアンに見つかる・襲われるバグ Glitch

(2023年3月28日追記更新)
横ダクト穴を覆うカバーというかハッチ(英語では単にDOOR)は見た目にも頑丈で、当然エイリアンも入ってこられないと思っていたのですが、どうやら違うようです。まずは動画をご覧ください。前半部分は冗長ですが、結末はショッキングなものです。思わず「アリエンわ」と声が出ました。



難易度やセーブファイルを入れ替えても再現率100%なので、完全なデバッグ検証不足。バグと呼ぶにはあまりにお粗末ですが、ゲームに慣れきった上級者を油断させるギミックとしては面白いです。

hatch_alien_01_thum

動画の場所は↓のダクトハッチの裏側です。ダクト内側に経路がある場合、エイリアンは外側に執着せず、迂回してダクト内から襲ってくる事が多いため、実プレイでバグが発見できなかったのかもしれません。エイリアンはダクト内に1段でも高低差があると、そこを越えられない仕様なのです。今回は背後がすぐ梯子でした。

hatch_alien_02_thum

その後難易度ハードに変更し、静かに動かないで反応を見る実験を行ったところ、光や音などの刺激を一切与えない状態でも外から発見される事を確認しました。下がその時の動画です。



距離が近いとカバー越しでもエイリアンに見つかるようです。難易度ハードと言えども、静かに物陰に隠れている状態なら普通は見つかりませんし、声をあげて突進してきたりもしません。普通の横ダクト穴にある開閉絞りも閉まっていればエイリアンから目視されることはありません。以上の実験結果から
ダクトカバー(パネル)はエイリアンの視界には映っていない可能性が示されました。
「標準的な構成要素で出来たマップでも、変則的な配置になっている場所にはバグがある or 潜在的なバグが表面化する」と仮説を立てて現在もグリッチ探しの旅をしています。



上記とは別に、ダクトハッチ(ダクトカバー)にはトーチで切断せず外から入ることができるグリッチもあります。扉の斜め前にしゃがんで下に視点を合わせ、発煙筒を置いたタイミングで「ダクトに入る」操作をすると入れる事があるそうなのですが、自分の環境では再現できませんでした(追記:成功しましたが視点が超シビアです)。下はスピードランでこの裏技を実践している人の動画です。

https://www.speedrun.com/aimeme/run/z5eg4ddz (最短で死ぬタイムを競うチャレンジ)
このグリッチを行なっている人は皆、マウスのホイール回転に「
E 入る」をバインドしているようでした。

クリッピング(壁抜け)系の裏技はGPUによって可否や成功率が決まるそうなので、Macを買い換えたらまた挑戦してみます。しゃがみ操作で壁抜けする裏技は英語圏では「Crouch Clipping」と呼ばれ、攻略サイトやスピードラン系の掲示板ではCCと略されるようです。

「Alien Isolation Crouch Clipping」等の単語でググると多数ヒットするので参考にしてください。以前はチートツールとして公開されていたらしいのですが、現在では入手不可です。完全ではありませんがマウスホイールの回転に「しゃがむ」キーをバインドする方法で成功する人もいるようです。一切のツールを使わず、キー連打のみで容易にクリッピングできる場所もあります。
クリッピングについては後ほど単体の別記事にします。



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